作品うp用ブログ。
油彩・立体がメイン。美術に関するあれこれも書いていく。twitter⇒http://twitter.com/2501kai
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昨日に引き続いて美術館行きました。国立西洋美術館で20日まで開催中「ユベール・ロベール」展。いかにも良さそうな雰囲気でしたが、予感的中。素晴らしかったです。
なんといっても、“魅惑の空間”と表現するのが正しいでしょう。絵の前に立つとまるで吸い込まれるようです。奥へ奥へと誘われるような極上の空気感がどの絵にも漂っています。
ザンギーヌという赤チョークを使ったスケッチが多かったのですが、どれもが思わず足を止めてしまうほど魅力的。だいたい風景画って、近景を描いて遠景に意識が行かないものと、遠景を見せたくて近景にさほど意識を向けさせないものとあるじゃないですか。でも、この画家は近景から遠景へ、その空間の流れと広がりを描きたいのでしょう、どこも均等に愛情持って描かれています。
陰影の描き方も広大な空間を描くことを強く意識していて、描く場所も建物の鋭く大きな影が落ちているところと日の強く当たるところとの対比の美しい場所が選ばれています。特に古代の遺跡を描いたものが多く、自然とうまく一体化していて、建物というよりは風景になっているんですね・・だから廃墟が好きなんでしょうか。
この人の絵、見ていると、すっと絵の中に入っていきたい衝動に駆られます。まさしく、「二次元に行きたい」ってやつです。必見。
なんといっても、“魅惑の空間”と表現するのが正しいでしょう。絵の前に立つとまるで吸い込まれるようです。奥へ奥へと誘われるような極上の空気感がどの絵にも漂っています。
ザンギーヌという赤チョークを使ったスケッチが多かったのですが、どれもが思わず足を止めてしまうほど魅力的。だいたい風景画って、近景を描いて遠景に意識が行かないものと、遠景を見せたくて近景にさほど意識を向けさせないものとあるじゃないですか。でも、この画家は近景から遠景へ、その空間の流れと広がりを描きたいのでしょう、どこも均等に愛情持って描かれています。
陰影の描き方も広大な空間を描くことを強く意識していて、描く場所も建物の鋭く大きな影が落ちているところと日の強く当たるところとの対比の美しい場所が選ばれています。特に古代の遺跡を描いたものが多く、自然とうまく一体化していて、建物というよりは風景になっているんですね・・だから廃墟が好きなんでしょうか。
この人の絵、見ていると、すっと絵の中に入っていきたい衝動に駆られます。まさしく、「二次元に行きたい」ってやつです。必見。
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